ある日、突然12歳のシンペイのお父さんは失業した。少しも悲しそうじゃないお父さん。その次の日、家族はイタリアに旅立った。
ローマにヴェネチア、ミラノにフィレンツェ、数百年の歴史を受け継ぎその景観を失わない国。街中が世界遺産のような風景や歴史に、住んでいる人々の陽気で無頓着な性格にどんどん魅了されていくシンペイ。
12歳の男の子の視線で見るイタリアは、どんな観光案内書を読むよりも新鮮でワクワクする。旅する中でシンペイの心が成長し大人になっていく様子が瑞々しく今すぐに長期休暇をとって旅立ちたくなる。