ひとつのりんご  


東奥新聞 「文化」より
       平成18年(2006年)10月7日(土曜日)

藤田さん(弘前)県詩人連盟賞
県詩人連盟(冬山純会長)が主催する第28回県詩人連盟賞は、弘前市の藤田晴央さん(55)の詩集「ひとつのりんご」(鳥影社)に決まった。
同賞には県内から6編の応募があり、冬山会長、茂田篤、小山内弘海、桜庭恵美子の四氏が選考に当たった。
受賞作「ひとつのりんご」は「叙情の質の高さが群を抜いている。イメージの豊かさと言葉のみずみずしさが光っている」などと高く評価された。
藤田さんは弘前市生まれ。「孔雀船」同人、「弘前詩塾」主宰。「ひとつのりんご」は8作目で、前作を刊行した1998年以降の作品を中心に26編を収録している。
大切な人たちへの「愛」をテーマに、1冊を通して1つの作品になるように編まれた。
絵は妻の野原萌さんが担当している。
藤田さんは「選ばれるとは思っていなかったので、うれしかった」と受賞の喜びを語り、「出会った人への愛、父親としての愛、それぞれを象徴するのが『ひとつのりんご』。今回の詩集は、分かりやすく言葉を磨くことを心がけた。読者の心に達するものがあれば」と話していた。
表彰式は11月23日、青森県のアラスカ会館で行われる県詩祭の席上行われる。

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